**2018年2月4日に加筆修正しています**
カナディアンロッキーの数あるハイキング・トレッキングコースの中でも、ダントツの人気エリア、世界中からのリピーターを魅了してやまない特別エリア、それが「レイクオハラ」
日本でも知名度は上がり、「レイクオハラ」へ行ってみたい!って人がめちゃ増えてます。人数制限をして、バス予約が大変だからかな? やっぱり日本人は限定モノに弱い?(^^♪
「行ったことあるよー」っていう人、それが5年以上前なら、この最新情報を理解してください。過去の認識は捨てちゃいましょー。だって、この数年でレイクオハラ事情は大きく変わってしまったから。
日本からの個人旅行者が現地で戸惑わないように、「レイクオハラ」を正しくムダなく楽しんでもらいたい。だから発信します。
ツアー参加が決まった人は、安心してそこに任せておけばOK
こんばんわ、遥かカナダ(彼方)を “身近なカナダ” に 「カナディアンロッキーのENJOYアドバイザー」、田中康一(たなか こういち)です。 http://tanakakoichi.com/
本文が長いので、8つのまとめを最初に記載します。気になる項目は詳細から。
①「レイクオハラ」はスタート地点。
②トレッキングコースは30以上。
③自分で行くならレンタカー利用で。
*オンライン予約に挑戦(4/20ごろ)
*ハイクインは30㎞・9時間?を覚悟で④08:30AMバス? 10:30AMバス?
⑤現地日本語ツアーは3か月前の予約で。
*それ以降でも可能性はあり。諦めないこと⑥バス席は1日40~70席くらい。
*競争激化は必至。
*取れたら超ラッキー!の謙虚な気持ちで⑦富士登山のような準備と服装で
⑧宿泊は非現実の世界?
こんなことを書いてます
レイクオハラの基礎知識
①パーキングから予約制のシャトルバスのみによる入山
*片道11Km *高低差430ⅿ *3時間前後の登り 行きと帰りのバスはスケジュールあり
②シャトルバスの座席数は、わずか36名分。 08:30AMと10:30AM発の2本で、合計72名分が1日の最大数。でも、実際にはもっと少ない座席数(後述を参考)
③レイクオハラの一般パーキングまでは、(車で)バンフから1時間、キャンモアから80分、レイクルイーズからは20~30分、
④シャトルバススケジュール
(予約の際に行きの時間のみ選ぶ)
行き 08:30、10:30
帰り 14:30、16:30、18:30
(帰りのバスは早いもの順)
⑤シャトルバスで着いた場所が「レイクオハラ」=トレッキングの拠点(スタート地点) そこから30以上の登山道(トレイル)が延び、それぞれを組み合わせると、70通り以上もの歩き方がある。
⑥すべてを歩こうとすると6日間前後が必要。日帰りと宿泊のふたつの方法があるが、後述するように宿泊は非常識なほど困難。
⑦日本人に人気のエリア
*レイクマッカーサー
*レイクオエサ
*オパビンプラトー
1日で3つをすべて繋いで歩くのは時間的に難しい
⑧シャトルバス運行期間
6月3週目~9月末(または10月上旬)
雪解けや降雪状況で変更あり
レイクオハラを個人で日帰りトレッキングする方法 x 2
①オンラインバス予約
2015年から開始された新たなシステムで、世界中から予約が可能→ 過去3年は4/20に全日程(6~9月)の一斉予約。3年前は15分で完売。過去2年は開始わずか5分で完売。https://reservation.pc.gc.ca/Home.aspx
②ハイクインで11Kmを登る(詳細は後述)
*帰りも11㎞の徒歩下山を覚悟するべし
*北米の祝日カレンダーを確認せよ
①と②、いずれもレンタカーなどの車は必須
体力よりも服装が大事
日本の日常の真夏からは想像もつかないような山岳気候。8月にダウンジャケットが必要なことも、9月に雪が降ることも想定内。
ここでの詳細は省くけど、富士山に登れるような装備などは参考になるはず。スニーカーやデニム、100均のポンチョや雨合羽での対応はお勧めできません。
●富士山登山の装備例→
もっと詳しく服装を知りたい
以下、ふたつのリンクを是非、参考に。特にレイクオハラ周辺は変わりやすい気候。日本の気候常識を捨てて、柔軟に対応できる工夫が大事です。
現地英語ツアー
基本的になし。
理由はシャトルバスの予約電話が繋がりにくいから。
現地日本語ツアー
①3ヶ月前の事前予約 または、
②現地ツアー会社だけに認められた「前日予約」→1日に5席のみ。
③5つの現地会社がツアーを定期催行。どれも宿泊ホテルからの往復送迎付き。
④電話予約のみのため、繋がりにくいという条件は同じ
⑤1日ツアーに使われるバススケジュールは、**「行き 08:30AM 帰り 04:30PM(または 02:30PM)」、**「行き 10:30AM 帰り 04:30PM」
いずれにしても、バス予約のハードルは年々高くなっているのが現状。無事に皆さんの希望が叶うことを願ってます。
朝のキャンセル待ち
①2016年6月から「朝のキャンセル待ち(スタンバイ)」は撤廃。どんなに朝早くから並んだとしても、空席があっても、絶対に乗せてもらえない仕組み。
②「前日にインフォメーションセンターにてキャンセル待ち」 っていう、20年以上前の情報が未だ徘徊しているケースもあり。
ハイクインしても帰りのバスに乗れない?
ここ数年、ハイクイン(11Kmのバス道を登って入山)の人数が激増。週末やカナダ・アメリカの連休中には、1日に60~90人以上が記録されることも。
①通常、ハイクインしたら帰りのバスは空き席を譲ってもらえる(有料)が、ハイクインの激増に伴い、適用されないケースが顕著になってる。
②ハイクインしても帰りのバスは「ノーギャランティー(乗れる確約なし」 特に週末や連休では、16:30、18:30、どちらも利用できない可能性大。
バス予約がある人のみが朝の乗車時にもらうトークン、そのまま帰りのバスチケットになる。
ハイクインで登ってきた人たち(トークンなし)は、帰りのバス乗り場から離れて残席待ちとなる(画像左の整列してる人たち)
ハイクインは合計30㎞・9時間?
●ハイクインした人が帰りのバスに乗れなかった場合の試算。
①早朝、バス乗り場を出発→
レイクオハラまでの登り。
11㎞・3時間以上②レイクオハラから→
例えば「レイクマッカーサー」の往復。
7㎞・3時間以上③レイクオハラから→
バス乗り場までの下り。
11㎞・2.5時間以上
帰りのバスに乗れるなら11㎞は省けるけど、乗れなかったら、合計で29㎞・9時間? 確かに美しい場所だけど、29㎞ってどうなんだろ・・・・
そこからバンフやキャンモアのホテルに帰ったら何時になるの?? ハイクインする道はクマの行動範囲でもあるし、9月は日照時間も短いからヘッドライトも必要。
他のコースを歩いたとしても、同様の数字、もしくはそれ以上。
「レイクオハラ」はゴールではなく出発地点。ハイクインする人は、事前に覚悟してほしい事実です。
レイクオハラの宿泊
①30サイトのキャンプ場→ シャトルバスで入山。日帰り用とは別にバス席の枠がある。3ヶ月前からの電話予約のみ。混雑必至。
②22名が定員の快適な山小屋→ 前年度に締め切られる抽選方式。当たったら超ラッキー。
③山小屋はシャトルバスで入山。前述した36名分のバス席を、日帰りハイカーと分け合う仕組み。
④レイクオハラロッジ→ 湖畔の高級ロッジ。過去の予約・宿泊実績で優先順位が決まる。ようは、10年前後の優先リピーターさんたちが大勢いるため、一元さんが泊まれる可能性はとても低い。
⑤「カナディアンネットワーク」というカナダ専門の旅行会社は、過去に「レイクオハラロッジ」の予約実績もあり。もちろん、宿泊できる可能性は未知だけど、「内田智恵(うちだ ともえ)」っていう、ぼくと27年も付き合ってくれてる仲間が担当してくれます。
まとめ
①「レイクオハラ」はスタート地点。
②トレッキングコースは30以上。
③自分で行くならレンタカー利用で。
*オンライン予約に挑戦(4/20ごろ)
*ハイクインは30㎞・9時間?を覚悟で④08:30AMバス? 10:30AMバス?
⑤現地日本語ツアーは3か月前の予約で。
*それ以降でも可能性はあり。諦めないこと⑥バス席は1日40~70席くらい。
*競争激化は必至。
*取れたら超ラッキー!の謙虚な気持ちで⑦富士登山のような準備と服装で
⑧宿泊は非現実の世界?
いろいろと複雑だけど、
それでもレイクオハラって聖地だなぁ・・・・
(個人的な感想)
この記事を書いた、ぼく(田中康一)が主宰する、レイクオハラのツアー詳細はこちら→
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