何度も言ってるけど、めちゃ大事なことなので何度でも。
綿(コットン)素材のシャツ、綿のブラ・ショーツ、トレッキングでは ぜーーーーーったいにダメ! まして、ぼくと一緒に遊ぶツアーでは許されないよ。
こんばんわ、遥かカナダ(彼方)を “身近なカナダ” に 「カナディアンロッキーのENJOYアドバイザー」、田中康一(たなか こういち)です。 http://tanakakoichi.com/
綿(コットン)素材でトレッキングをしてもらいたくないワケ
綿はね、汗とか雨とかで濡れちゃうとなかなか乾かない。濡れたままだと身体が冷えていくし、そんなときに風なんか吹いちゃうとさらに冷え冷え。
かつての登山→ 汗をかいた体に頂上での風が爽やか! でもね、そのままいつまでも風を浴び続けても爽やかのままですか?? 違うでしょ? ぶるってなるでしょ? 寒くなるでしょ??
はい、それが「汗冷え」 濡れることで体温が奪われるので、雨がしみ込んで身体に沁みても同じ状況。風があると余計に冷えることになっちゃう。
ます。
いちど冷えちゃうと温まるのに時間がかかりすぎる人、多いのです。ぼくもそうだけどね。
同じ理由でデニム(ジーンズ)でのトレッキングも絶対にダメだよー。少なくてもぼくのツアーではね。
じゃー、登った後に寒くならない方法は? って言うと、答えはカンタン。汗で濡れてなきゃいいのです。そう、背中や脇が濡れてない。
運動量が多いとふつうは汗をかくよ、そりゃ当然! でもね、その汗が身体の表面から逃げてくれたらどうですか? 「汗抜け」っていうこと。そしたら、ぶるっとはならない。寒くない。
それを実現してくれるのが、イマドキの登山用品。素材をしっかり選んでくれてるから。
今の山歩き→ 登っても登っても汗が逃げてくれるから、背中も脇もサラサラのままで爽やか!
綿(コットン)素材ではない下着やシャツを身に付けることで、勝手に「汗抜け」してくれるのが、現在の登山用品。お値段が安くない理由もここにあり!
運動量の少ない部屋着や外出着ならユニクロさんでも良いんだろうけど、トレッキングに適した素材ではないから不具合は必至だよ。ぼくのツアーでは、ユニクロ製品も遠慮してもらってます。理由はやっぱり、素材の影響で「汗冷え」しやすいから。
体温が上がりやすい夏場のぼくはポリエステルで
登山用品のシャツなどでお馴染みなのが、化学繊維のポリエステル。速乾性があるから、濡れても乾きがそこそこ早い素材。でも、懸念されやすい点は以下のふたつ。
①乾くときに体温で乾くから、体の熱が奪われやすい→ 寒がりの人は条件次第で寒さを感じやすい。
②汗のアンモニア臭も一緒に吸収してしまうので、臭いが付きやすい→ 女性は気になるし手洗いも必須?
朝いちばんは寒がりだけど、体温が上がると一気に暑がりへと変身するぼくは、夏はポリエステルを愛用。いわゆる、化繊ですね。
下着を「Finetrack」のスキンメッシュで組み合わせると、まるで「汗冷え」しないので完璧。
だた、スキンメッシュから逃げてくれた汗が、化繊(ポリエステル)のシャツに溜まって乾きにくいのが気になる点。気温の低い秋とか真冬用のシャツとしても不向きなので、
今後はメリノウールという素材に注目してみようと思ってます。
今日のまとめ
「メリノウール」がめちゃスゴイ ってことは後日に書くけど、
●ウールだからめちゃ温かい
●ウールなのに夏は涼しい
このふたつの矛盾したスゴさが特徴。
ようは、夏でも冬でも使い勝手が良いってこと。そして、女子には嬉しい「消臭効果」がさらにスゴイってこと。
次回のブログに詳しく書きますよ。
近年の登山用品はどんどん質が良くなってます。「軽い・薄い・機能的」 特に、いちばん肌に近い下着やシャツなどは、いかにして汗を逃がすか、臭くならないようにするか、あったかい涼しいか が焦点。
山小屋とかテント泊を想定して、何日も着続けられる、洗濯しなくても平気、そんな商品に向かってます。
機能がスゴイからお値段も張るけど、山以外の日常使いが出来れば、寒い冬の部屋着や夏の通勤着として重宝するなら、むしろお得な買い物だと思んだけどな。
登山用品=特別なもの、山歩きしないから縁のないのもの ではなくて、気候変化の激しい日本の日常で、快適な毎日を過ごすためにも登山用品が役立つのだと信じてます。
神戸に訪ねた登山用品店が、ぼくと同じ視点で活動しているのが嬉しく、これから何度も紹介していきたいと思ってます。
それではまた!(*^^)v
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